こんにちは
今日は思わず「いやそんな事してる場合じゃないでしょ?」と突っ込んでしまったお話をします。
浪人時代の話
私は浪人時代の最初、いつも予備校で一緒に行動している人がいました。
彼を「ドクター」と呼ぶことにします。
ドクターは、医者になることを夢見て浪人していました。
ドクターは「俺は医者になりたい。世界の人々を救いたい!!」
とよく言ってました。
浪人時代のあるあるとして、中盤になると自分のリズムで勉強したくなると言うものがあります。
そこで、私とドクターは知らず知らずの内に疎遠になっていきました。
また、ドクターは私の答えを確認しそれが合っているか確認し、自分だけが合っているとすごい喜ぶ悪癖もありました。
この癖は私はしんどく、ドクターと離れてしまった原因になりました。
そして、その後私は大学に受かることが出来、そのままドクターとは会わないまま2、3年が経ちました。
偶然見かけた話
それは、大学に入って2、3年が経った時のことです。
私は、通学中の新幹線の中でドクターを見かけました。
shatiku「あ!ドクターじゃん。」
彼は、席に座って何やら必死にゲームをしていました。
何やらビニール袋も持っていて、その中にたくさんのゲームグッズが入っていました。
私はかなり、夢中になってゲームをしているドクターを見かけ思いました。
「あ!!ドクターも浪人終わってたんだ!!」
と思い、ちょっと安心しました。
私の方が先に新幹線を降りることになりました。
私が降りる際に、ドクターの隣を通りかかりました。
彼は私には気づきませんでしたが、私はあることに気づきました。
彼が背負っていたリュックサックのチャックが開いていて、そこにずらっと予備校のテキストが入っていました。
いやそんな事してる場合じゃないでしょ!!
思わず心の中で突っ込んでしまった瞬間でした。
また、ついでになんのゲームをしているのかを見てみました。
・・・・ギャルゲーでした。
いやそんな事してる場合じゃないでしょ!!✖️2
でも、ドクター!!
お前、、よく無事でいてくれたなぁ(泣)
まるで、自分の息子が戦場に行って、数年後帰ってきたような気持ちになった1日でした。
ドクターあるある
エア手術を見せてくれる
あるある〜〜