こんにちは
今日は、私が日常の中で目指したい「必殺拍手先行人」のお話をします。
私はよく、クラシックコンサートを聞きに行きます。
数曲ごとに拍手のタイミングが訪れます。
その際に、誰よりも早く迅速に拍手を開始する！！そして、会場の周りの人を巻き込む。
これが必殺拍手先行人です。
私は、この「拍手先行人」に幼い時から憧れています。
では、私が憧れた時のお話をさせていただきます。
私の姉は幼い頃ダンスを習っていました。
そのダンス教室では、1年に２回ほど地域の大ホールを借りて発表会を行なっていました。
私は親に連れられて、よく客席から見学していました。
その発表会で、拍手ポイントは二つあります。
１つ目は簡単で、１ダンスが終わった時です。
２つ目は、ダンス中に大技などでヒートアップしてきた時です。
パチパチパチ！！
私は一度、この２つ目のタイミングで拍手先行人になった事があります。
それは、ダンサーが何回転も何回転もグルグル回った時でした。
３回転くらいしたくらいで、私は必殺拍手先行人になりました。
すると、私の後に続いて会場全体が拍手に包まれました。
その時私は、極上の快感を感じました。
この俺様が拍手先行人だぜ！
恐らく、実際にクルクル回っていた人より、私はこの快感に浸っていたと思います。
その頃から、私は「必殺拍手先行人」に憧れています。
数年後・・・・
私は恐れて、拍手先行人になる機会は少なくなっていました。
歳を取るにつれてあの時の感覚を忘れてしまっていました。
違う！！！
そうじゃないだろう！！私が求めていたものは！！
拍手先行人は俺だ！！
・・・・・・私は、決意を決めました。
次のコンサートで私は必殺拍手拍手先行人になることを決めました。
そして、拍手先行人になるためにコンサートに参加しました。
そこには、やはり強力なライバルがいました。
拍手タイミングでその人は、ゆっくり拍手をし始めるのです。
そして、私に千載一遇のチャンスが訪れました。
曲が終わって、１秒間があきました。先程の強力なライバルは身動きしていません。
ここだ！！！
私は拍手をしようとしました。
その時でした。私の前に座っていた女性が拍手をし始めました！！
やられた！！と思ったコンマ５秒後、演奏が再開しました。
拍手先行人は失敗しました。女性は「あ！」と言い、恥ずかしそうに拍手をやめました
私は心から安心しました。
でも心にちょっと引っかかりが生まれた日でした。
まとめ
■必殺拍手先行人とは？・・・・・・・
誰よりも早く拍手を先行し、全員を引っ張るみんなの憧れの存在
成功すると・・・・・
極上の快感を味わえる。恐らくモテる
失敗すると・・・・・
めっちゃ恥ずかしい、下手したらコンサートの邪魔になってしまうことも。
成功するためのコツ・・・・
一呼吸おきそうなタイミングを見極める。それかライバルの拍手先行人の動きをよく観察。
今日は以上です。それでは。
拍手先行人あるある
拍手先行に気にしすぎて、コンサートを楽しめない。
あるある〜〜