浪人時代

本当に追い詰められた人を見た話(浪人時代)

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こんにちは。

今日は、私の生きてきた中で一番追い詰められていた人を見た話をします。

それは、浪人時代のことです・・・

私は浪人時代、予備校に通っていました。

その日は、センター試験の約1ヶ月前でした。

予備校では授業を終えたり、授業間の空き時間があると自習室で自習するのが通常の日課になります。

勉強せねば

その時に、私の隣に座った人がものすごい追い詰められていました。

その人は赤本(センター試験の過去問集)を解いていました。解いている最中も頭をボリボリかいていて、皮膚が取れそうなくらいかいていました。

その人は約1時間で問題を解き終えると、答え合わせに入りました。そこで事件は起きました。

うわーーー!!

静まり返っている教室の中、隣で普通の音量で声が聞こえました。

「なんでこんな問題が解けねんだよ!!くそ!!!」

彼は、心からの声で叫びました。その後も、「うわ〜!!」、「チッ!!」など暴言を繰り返し、しばらくすると焦って教室を出て行きました。

私はこんな追い詰められている人を初めて見ました。これが一人目です。

二人目は、センター試験が終わって翌日予備校に答え合わせしに行った時のことです。

答え合わせ、ドキドキ

センターの翌日、浪人生は予備校にいき、自分で答え合わせ&国立大を受ける人や私立にセンター推薦を出す人は自分の点数が行きたい大学の合格率に届いているかどうかを確かめにきます。

その時は、100人くらい教室に集まっていました。

これからの受験の流れをチューター(予備校の担任の先生みたいな立ち位置)から説明を受けます。

説明が終わって、チューターがみんなの席を回っている時に、いきなり

「うわ〜〜死にたい」との声がチューターのマイクを通して教室に響き渡りました。

するとチューターは「そんなことで死んじゃダメだ!!」と言いました。

大丈夫か?

でもその時教室はシーンとしたことを覚えています。

帰り際にその声の主が前にいて、「2浪確定だわ」と友達に語っていました。2浪って1浪だけでも辛かったのに、想像できないくらい大変だと思います。周りのかつての同級生は大学で遊んでいるわけですからね。

ということで、二人とも浪人時代に会った二人になります。

彼らは今どこで何をしているんだろうと思うばかりです。

今日は以上になります。浪人はものすごく辛い経験でした。やってよかったと思いますが、二度ともうやりたくないです。

浪人あるある   

浪人を何年もしているサザエさんの甚六さん、キテレツのべんぞうさんの立場なら、絶対精神はもたない。あるある〜




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